2026年6月18日の杉江松恋
2026年6月18日。
杉江松恋が今月書かなければならない原稿、やらなければならない仕事は以下の通り。
レギュラー原稿:週刊4・隔週刊1・旬刊2・月刊1・隔月刊1(新規)
イレギュラー原稿:書評1・文庫解説2・新人賞下読み1
その他:動画撮影配信5・演芸会主催1・講師1・浪曲台本1、打ち合わせ2
17日は午後から取材で出かける必要があったため、まず午前中に1本、レギュラーの月刊仕事を片付けた。取材から帰ってきて、今度は同じくレギュラーの週刊を1本。到着した郵便物を整理していたら、下のほうにまだかまだかと待っていた資料が埋まっていた。旬刊のレギュラー原稿に必要だが本がないために後回しにしていたものである。しまった、もう来ていたのか、と本を読み始める。翌日までには読んで仕上げるつもり。
上の欄で間違いを発見した。インタビュー原稿は先方のご都合が悪くて流れていたのだった。代わりに、隔月刊のレギュラー原稿を見落としていたことに気づいた。それぞれ修正済。
昨日送った分の原稿料で6月に稼がなければならない金額への進捗率は53.25%に到達。17日目でようやく折り返すことができた。
すでに9月までの仕事予定はだいたいできていて、休暇の旅行をどうするかが未定というぐらいなのだが、昨日の調整で10月までスケジュールが詰まった感じになった。11月は先行して予定が決まっており、12月もお手伝いする本が1冊出る、といいな、というスケジュールで動いているので、年内は不確定要素のものはほぼなくなった。ということはもう来年のスケジュールを決める時期になったということである。そして再来年に出したい本や、やりたいことがあれば仕込みに入らなければならない。
目先のことに追われているとつい見落としがちだが、本を出すという仕事には時間がかかるので、かなり前から仕込む必要がある。思い立ってその年のうちに出せる、ということはほとんどない。出版社もそれぞれの期で事業計画を立てているはずなので、来期に出せるものとして企画会議に入れてください、と編集者に頼むことになる。雑誌連載が今よりもやりやすかったころは、連載期間も含めて提案することがあったが、今はほぼ書き下ろしでやることを覚悟しなければならない。
中には例外的に早く出さなければいけないというものもあって、今期のうちに出したいので、と急かされた企画もいくつかあった。出版社の年度は他の企業とあまり変わらないので、本が出た月を見て、ああ、これはそういうことなのだな、とお察しいただけるかと思う。
いわゆるムックでは、もっと凄いものをやったことがある。話を聞いてから本が出るまで2月もないというもので、あるフリーランスの編集者から相談されて、思わず絶句した。「え、来月ですか」「そう、来月なんです」とその方も苦笑いしていたものである。あれはさすがに乱暴だったし、どういう内容にしたかも今となってはほとんど記憶にない。
ああいう突貫仕事をするには、もう年を取りすぎた。今やってくれと言われても無理である。でも目の前で編集者に頼まれたら、わかりました、と言ってしまう気もする。

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