名刺交換の機会をどうやって活かすか、ということ

会社員時代は名刺交換を武器にして自分の仕事を組み立てていました
杉江松恋 2026.11.01
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 私の名刺には、初めてノヴェライズを担当した、『バトル・ロワイアル2 鎮魂歌』(太田出版)のロゴが入っている。この本は○○万部売れた。伏字にしたのは、出版社が当時謳った部数がかなり水増しされたものだったからだ。今だったらそういうことは許されないのではないだろうか。でも六ケタ売れたのは本当である。

 ロゴを入れたのは、いつかこれよりも売れた本があったら、差し替えようと思っていたからである。『バトル・ロワイアル2 鎮魂歌』の実際に刷った部数を超える本があったらそっちの表紙画像にしようと。今のところそういう本はなくて、ずっと同じロゴだ。でもそろそろ替えるべきなのではないかと思っている。推理作家協会賞をいただいた『日本の犯罪小説』にするのが筋なのではないかと。受賞者としてはそれが礼儀なのではないか。

 それはともかく、名刺交換の話である。先日パーティーが二日連続で開催されて、結構な数の名刺を交換してきた。名刺をいただいた方には、なるべく翌日か、翌々日にお礼のメールをお出しすることにしている。昨今の名刺は住所を省略してあるものが多いが、メールアドレスだけはだいたい載っている。そちらに簡単な挨拶だけ送っておくのである。あなたの名刺を頂戴したのはこういう者でした、という確認のつもりである。パーティーの日はたくさんの名刺が行き交うので、記憶に留まらない場合も多い。酔っぱらってしまうとなおさらである。だから確認の意味で送るのだ。

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