ダ・ヴィンチと私(その5)
休刊した雑誌の思い出。今回は『ダ・ヴィンチ』での集団作業について。
杉江松恋
2026.10.28
読者限定
休刊した『ダ・ヴィンチ』のことを書いている。
以前にも触れたが、雑誌内雑誌であった〈ミステリー・ダヴィンチ〉はよく担当させてもらった。その中に必ず含まれていたのがブックガイドで、多ければ30冊以上、少ないときでも10冊くらいはそのテーマに沿って本を紹介していた。1冊100字にも満たない場合が多く、長くても200字はなかったように思う。
これをちょこちょこ書いていくのだが、時には他人に振ることもあった。いわゆる〈創作集団逆密室〉仕事である。